オンラインカジノでプレイする際はいくつかのポイントを押さえておく必要がありますが、出金条件もその中のひとつです。
オンラインカジノでは、入金したキャッシュや受け取ったボーナスをそのまま出金することができません。
このような仕組みがあるのはマネーロンダリングなどの不正行為を防止するためで、出金するためには各カジノが定めた条件を満たす必要があります。

オンラインカジノの出金条件は倍率で表記される

また、オンラインカジノの出金条件は倍率で表記されるのが一般的です。
これは、入金したキャッシュもしくは受け取ったボーナスに対して、何倍のベットが必要なのかを意味しています。
オンラインカジノの出金条件は各カジノによって異なりますが、一般的に入金したキャッシュに対する出金条件は1倍となっています。
条件が厳しいカジノでは3倍や5倍に設定されていることもありますが、多くのカジノでは入金した金額と同額以上をベットすれば出金することが可能です。
ただし、カジノによってはスロットやライブカジノなどゲームの種類によって、出金条件が異なるケースもあるので事前にしっかりと確認しておきましょう。

ボーナスに関しては出金条件が厳しめに設定されている

ボーナスに関しては、基本的に入金よりも出金条件が厳しめに設定されています。
多くのオンラインカジノでは、登録ボーナスや入金ボーナス、キャッシュバックボーナスなど魅力的なボーナスを数多く提供していますが、一般的に出金条件が20倍以上に設定されていることが多く、中には40倍以上のボーナスもあります。
ボーナスは手軽に軍資金を増やせる手段ではありますが、出金できずに苦しめられるケースも少なくありません。
また、ボーナスには有効期限が設けられているケースが多く、期限内に出金条件を満たせない場合はボーナスとボーナスのベットによって獲得した利益は全て没収されてしまいます。
このように、ボーナスは必ずしも受け取った方が良いとは言い切れないので、受け取るべきか否かは慎重に判断しましょう。

ボーナスによって出金条件が異なるケースも多い

加えて、同じカジノでもボーナスによって出金条件が異なるケースも多いので、ボーナスを受け取る場合は出金条件の確認を怠らないことが大切です。
また、オンラインカジノの出金条件では、ベット金額だけでなくゲームプレイに関する制限を設けているケースも多いので注意が必要です。
ゲームプレイに関する制限は利用規約内に明記されていますが、よくある制限としてはベット額の上限・禁止行為・消化率が挙げられます。
ベット額の上限は、文字通りベットできる金額の上限のことで、一度に多額のベットを行って出金条件を一気に満たすことを防ぐために設定されています。
ベット額が無制限のカジノもありますが、同じカジノでもキャッシュとボーナスで上限が異なるケースも多いので注意しましょう。

禁止行為について

禁止行為については、本人確認書類の捏造、他人名義のクレジットカードの利用、アカウントを複数作成、ディーラーやサポートへの誹謗中傷、複数ボーナスの同時消化などが挙げられます。
また、ルーレットの赤黒同時賭けなど、オポジットベットと呼ばれる複数の結果をカバーするような行為も禁止されているケースが多いです。
禁止行為の中には、オポジットベットのような線引きが曖昧なものもあるので、少しでも疑問に感じた場合はサポートに問い合わせておきましょう。
消化率とは、ベットした金額のうち何%が出金条件の消化に適用されるかを意味しています。
例えば、消化率が50%のゲームでプレイする場合、合計100ドルをベットしたとしても50ドル分しか出金条件が消化されません。
多くのカジノではゲームごとに消化率が異なるので、効率的に条件をクリアしたい場合は消化率が高いゲームを選ぶことが大切です。

まとめ

なお、一般的なカジノではスロットは消化率が100%に設定されていることが多いので、スロットが嫌いでなければスロットで消化するのがおすすめです。